【お金の勉強ノート⑰】投資は、なぜ怖いと思われるのか。「リスク」の本当の意味

硬貨の山から小さな芽が出ている様子 投資

投資が怖いと感じる理由には、「お金が減るかもしれない」「仕組みがよく分からない」「値動きが気になる」などがあると思います。

今回は、その怖さを考える入口として、投資で使われる「リスク」と「リターン」という言葉を整理します。

投資では、結果が決まっていない

株を買っても、1年後にいくらになるかは、買うときには決まっていません。会社の利益や景気などで、値段が変わるからです。

たとえば、100万円分の株が、120万円になることも、80万円になることも考えられます。これは説明のための例で、この範囲に収まるという意味ではありません。

増える場合も、減る場合もあり、その結果を確実には予測できません。この不確実さを表すときに、リスクという言葉を使います。

投資のリスクは、単に「危険」という意味ではない

投資でいう「リスク」は、単に「危険」という意味ではありません。結果がどれくらい上下にぶれるかを表します。大きく増える可能性も、大きく減る可能性も含まれます。

リスクは「危険」ではなく、結果のぶれ幅(増えるかもしれないし、減るかもしれない)であることを示した図解

こうした結果のぶれが大きいことを、「リスクが大きい」と表します。

「ぶれ幅」と言い換えても、損する心配がなくなるわけではありません。怖さを打ち消す言葉ではなく、何が不確かなのかを理解するための言葉です。

高いリターンへの期待には、損失の可能性も伴う

リターンは、投資で得られる収益のことです。値上がりや配当などが含まれますが、損をしてマイナスになる場合もあります。

一般に、高いリターンを期待できる運用には、大きく損をする可能性も伴います。ただし、大きなリスクを取れば、大きくもうかる、という約束ではありません。

必要以上にリスクが大きいだけの商品もあります。「リスクが高いから良い商品」「株なら必ず債券よりもうかる」とは言えません。

「元のお金は絶対に減らず、大きな利益が確実に得られる」という話には、この点からも立ち止まる必要があります。

怖さを、もう少し具体的にしてみる

「投資が怖い」を分けてみると、次のような問いになります。

  • 何が理由で、お金が減る可能性があるのか。
  • どのくらい減ったら、生活に困るのか。
  • 仕組みを理解できていない部分は、どこか。

分からないまま始める必要はありません。怖さの理由が分かれば、調べることや、自分には合わないものも見えやすくなると思います。

ひとことまとめ

投資が怖いと感じる理由のひとつは、お金が減る可能性があり、結果がどうなるか分からないことです。

投資の「リスク」とは、結果のぶれ幅のこと。増える可能性だけでなく、減る可能性も含めて考えることが大切です。

参考:金融経済教育推進機構(J-FLEC)「リスク」 / 野村證券「投資信託のリスクとリターン」

※勉強したことのメモです。投資や借り入れをおすすめするものではありません。

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