【お金の勉強ノート⑳】なぜ1ドル=1円ではないのか?円とドルの価値が変わってきた歴史

ニュースでは「1ドル=150円」などと聞きます。でも、なぜ1ドル=1円ではないのでしょうか。

調べてみると、明治時代に円が誕生したころは、1ドルと1円がほぼ同じ価値でした。
その後、戦争や物価の変化、為替の制度が変わったことなどを経て、円とドルの交換比率は大きく変わりました。今回は、その流れを振り返ってみます。

円とドルの歴史。1871年は約1ドル=1円、1949年は1ドル=360円、1973年は変動相場制へ。

はじめは、1ドルと1円がほぼ同じ価値だった

1871年(明治4年)、日本で「円」が使われ始めました。当時の為替レートは、およそ1ドル=1円でした。[1]

日本では金(ゴールド)の重さを基準に1円を定め、海外との貿易には銀貨も使っていました。
その後、銀に対して金の価値が上がり、1897年には1円の基準となる金の量が、1871年に定めた量の半分になりました。円とドルの関係は、明治時代のうちから変わっていたのです。[1][2]

戦後のインフレを経て、1ドル=360円に

第二次世界大戦のあと、日本では物が不足し、出回るお金も増えたため、物価が急に上がりました。同じ1円で買えるものが少なくなり、円で物を買う力が落ちました。[3]

当時の外国との取引では、品目ごとに違う為替レートが使われていました。1949年、そのレートが1ドル=360円に統一され、固定されました。

この年に円の価値が一気に下がったというより、それまでに経済の状況が大きく変わり、交換比率が一つに定められたのです。[4]

1973年からは、円とドルの売り買いで変わるように

1971年には、基準となるレートが1ドル=360円から308円に変わりました。同じ1ドルを手に入れるのに必要な円が少なくなったので、円高です。その後、1973年に日本は変動相場制に移りました。[5]

為替レートは、異なる通貨を交換するときの比率です。変動相場制では、円やドルを買いたい人、売りたい人の動きに応じてレートが変わります。[6]

ひとことまとめ

1ドル=1円ではないのは、円が誕生してから長い年月の間に、円とドルの価値の関係が変わってきたからです。約1ドル=1円だった時代から、戦後の固定相場を経て、今は円とドルの売り買いで交換比率が動くようになりました。

※初心者の私が調べたことを整理した勉強メモです。投資をすすめるものではありません。

参考にした資料

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